見る女、見られる女
監督:フランソワ・オゾン
脚本:フランソワ・オゾン / エマニュエル・ベルンエイム
どこからが現実でどこからが非現実なのかわからな系。単純に○○オチとは捉えられない映画なので、また観たいな、と。意味深な十字架とか結局1度もつながらない電話とか謎が深まるです。
謎はさておき、やっぱりオゾン監督は女を撮らせたら超1流!女性監督って言われても驚かないくらい。シャーロット・ランプリングとリュディヴィーヌ・サニエの魅力がぐぐいと引き出されています。女同士が火花を散らすのが相当エキサイティング。女って…、女って…、スゴーイ!!
連呼してしまう程に、サニエったらもうぷるぷる。『8人の女たち『の時は少年のような細っこさだったのに…。文句なしのナイスバデー。下乳出てるところも必見だ!生意気そうな顔、舌ったらずなしゃべり方、ハスキーボイス、全てがビッチでたまらんです。
小ネタもけっこう好きでした。ランプリングがシャルドネにお水を足しておくところとか、カフェで紅茶をオーダーするところとかね。
★★★