ヘビトンボの季節に逝ってしまった5人姉妹。僕たちは残された思い出の破片をかき集める。
原題:THE VIRGIN SUICIDES
監督・脚本:ソフィア・コッポラ
音楽:エール
原作:ジェフリー・ユージェニデス「ヘビトンボの季節に自殺した五人姉妹」
姉妹の人格が見事なまでに描かれていなかったり、ひとの行動を理詰めで説明しないところが良かった。人間はわかんないし、危ういし、全てにおいて紙一重。ただ映画として好きかって言われると、微妙だね。
インテリア、ファッション、音楽は、とてもガ―リーでソフィアワールド炸裂な感じ。こういう感じのプロモがあったら、部屋に流しとくといい感じかも。
1番笑ったのは、ジョシュ・ハートネットの登場シーン。音に合わせて、グラサンを取る彼に腹がよじれた。
あと長女がかわいくないという評をいくつか見かけたんだけど、私はけっこう好きな顔かも…。やばし。
★★★