宇宙戦争

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地球最後の日―人類は試される、その愛と勇気を…。

原題:WAR OF THE WORLDS
監督:スティーヴン・スピルバーグ
脚本:デヴィッド・コープ
音楽:ジョン・ウィリアムズ 
原作:H・G・ウェルズ 


スピルバーグ×グランドクロスの危険な香りに満ちみちたケミストリーを観てきました。
最近のスピルバーグ作品は、ギリギリすぎてすばらしい!残酷ポップ。撮りたかった画とそれ以外の色分けが激しすぎる。着地点がわからないまま、唐突に終わる。

宇宙人はハイテクかと思えば、「えっ!?地道な手作業!?」人間はおびえてたかと思えば、「あれっ!?野次馬根性丸出し!?」白眉なシーンにはっとするかと思えば、宇宙人まんますぎるし。人類の愛と勇気は別に試されてなくて、やいやいやってる人間を無視して問題は勝手に解決される。ちょっとおもしろすぎるよ!

今回、はっとしたシーンは最初の地割れで建物がずれていくとこ。灰になった人間たちの服が舞うところ。とってもきれい。
あとはトムが船に乗るところ。友だち親子を意外とあっさり置き去って行くのですが、やっぱり人間、パニック状態になった時、本当に気にかける存在・便宜をはかってあげられる存在は手をつなげる範囲の人数だと思いました。そしてその人たちのためなら、超自己中になれちゃう。そういうのをものっすごくさらっと描いちゃうのが、スピルバーグのコワイところ。

そんなチャーミングな映画をダコタ・ファニングの演技が〆ていたと思いました。


★★★★