エターナル・サンシャイン


“さよなら”の代わりに記憶を消した―
元恋人の記憶だけを消去する手術を受けたものの、それに脳内自分が対抗する話。
第77回アカデミー脚本賞

原題:ETERNAL SUNSHINE OF THE SPOTLESS MIND
監督:ミシェル・ゴンドリー
脚本:チャーリー・カウフマン


まず音楽がすごくよくて、一気に惹きこまれました。最初から終わりまで隙なくよかったです。

ストーリーはもっと変態臭ただよう感じを予想していたのですが、思いの他、ロマンティック!!!練り練りながらもストレート!!!うっとりしちゃいました。映像もやっぱりきれいだったし。氷の上に寝てる絵とか、記憶が消える表現のし方とかいちいち美しいのです。

ケイト・ウィンスレット演じるヒロインは最初は「めんどくさい女子だなー(なぜか男子目線)」と思っていたけど、だんだん可愛くみえてきた。それは相手役のジム・キャリーのおかげかも…。「タンジェリ〜ン!」って私も言いたくて口がむずむず。
けど主役2人よりも記憶を消す会社の人たちが好きだったかも。仕事に対するてきとーさ(脳を扱ってるのに!)とか職場内恋愛のあまずっぱさとかすてきだった。


★★★★