絲山秋子スペシャル




兄貴分に一気借り。良くも悪くも読みやすい。メーカーで営業をやってた人だけあって、仕事の描写がなかなかリアル。あと柔和(もしくはうだつのあがらない)男×男前な女の組み合わせが特徴的。自分で買いたくなる程、心に残るものはなかったかなあ?ただ兄貴分とも盛り上がったのは、お酒とたべものの描写が上手い作家は最高!ということ。


絲山秋子さんもおそらくお酒のみなんであろうと想像されます。「コゾクラの刺身とカワハギの肝和え」とか「貝飯のおむすびと豚のみそ漬けと塩ゆでにしたオクラとトウモロコシ」とか出てきちゃいます。だはー。
同じ理由で川上弘美は神。『センセイの鞄』はマスターピース