リトル・ミス・サンシャイン


夢と希望を乗せて、黄色いバスは行く
負け犬家族が娘をミスコンに出場させるため、アリゾナからカリフォルニアくんだりまで黄色いミニバスでゆくロード・ムービー。
第79回アカデミー脚本賞助演男優賞

原題:LITTLE MISS SUNSHINE
監督:ジョナサン・デイトン / ヴァレリー・ファリス
脚本:マイケル・アーント
音楽:マイケル・ダナ


うーん、よかったです。泣き笑いなかんじの映画、タイプなんです。「家族」で「悲喜こもごも」とくればもうかなり弱いです。これで目線がウェットだとつらくなっちゃうのですが、ドライというかおもしろなので明るく見れました。

わたしは人によく家族の話をしてしまうので、「おもしろ家族だなー」と言われるのですが、みんなふつうだと思ってても、どんな家族でもへんで興味深いからなー。家族内ではどんなに深刻に考えてることでも、端から見れば超くだらなかったり、独自のルールや隠語やポジショニングがあったり、日々愛憎がうずまいていたり。飽きないテーマです。

エロじいちゃんにしこまれたダンスを踊るぽっちゃりちゃん、最高にキュートだったなあ!選曲がまた!!家族での踊りっぷり、オンボロバスに乗る(ちょっとしたチームワークがないと乗れない)のがだんだんこなれてくるところなんかぐっときました。


★★★★