プラネット・テラー in グラインドハウス

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これが本当の“オンナの武器”

原題:GRINDHOUSE / PLANET TERROR
監督・脚本・撮影:ロバート・ロドリゲス


当初観るつもりはなかったのですが、『デス・プルーフ』があまりによかったので、見ざるをえないかんじで。ゾンビもの。

観てる最中はたのしんでいたんですが、終わってから「あ〜ちょっとムリしてたのしんじゃったな」ということに気づいてしまいました。要素要素は魅力的に思うんだけど、「ハイこれはもう絶対たのしめるでしょ」っていう頭の方が先行してしまう。かなしいかな、ロバート・ロドリゲス監督作品とわたしの相性が合わないのです。。。なんというかタランティーノから伝わってくるのが過剰なほどの「愛と情熱」だとすると、ロバート・ロドリゲスからは「テクニック」を感じてしまうのです。わたしの感触でしかないんですが。

ホラーというジャンルはあまり得意じゃないのですが、(にもかかわらず、中・高寮生時代の友だちがそろってホラー好きだったため、本数自体は相当こなしています。地獄体験!)ゾンビものとかスプラッターものだと、もっとすごいコワイかもっと躁なかんじが出るまで徹底的にぐっちゃぐちゃにするかに期待してしまうわたし。もちろんこの作品はいろんなB級要素がごった煮になっているんで、ジャンルではくくれないかもしれないけど、どうしても小ぎれいにまとまってて、無難なかんじを拭いされませんでした。

ただ、タランティーノが「レイプ魔No.1」という超おもしろい役で出ばっていて、「あいつ最悪」とか言いながらすごい笑いました。あと女性キャストのビジュアルが好きだった。


★★★