おかいもの/もらいもの

Undun

Undun

  • アーティスト:Roots
  • 発売日: 2011/12/06
  • メディア: CD

これは…!前作「How I Got Over」が個人的にはROOTS史上最もすきな部類だったので、期待していましたが…。帰宅して即プレーヤーにつっこんだのち、あっというまに3周させてしまいました。40分弱だからできる芸当。架空の男性・Redford Stephensの短い生涯がコンセプト、って時点でキてます。まずもってして、はじめとおわりが度肝を抜かれるほど格好良い時点でいいアルバム。「One Time」のシンプルなコードのループなんて、それだけでごはん3杯いけますよ。


TAKE CARE

TAKE CARE

  • アーティスト:DRAKE
  • 発売日: 2011/11/14
  • メディア: CD

1stから1年というショートスパンで…、おそるべしDrake!手放しで応援するほどのめりこめていない存在ですが、2作とも傑作であることは認めざるを得ないです…。好みで言うと1stなんだけど(てかわたし2010のawardにDrake入れてないじゃん!ヤバス!!)、2ndのほうが凄みというかネクストレベル感あるような気がする。ROOTS並みにタイトだったら、金字塔になっていたような気もするけど、長さゆえのエモさもあるか。もうこのひとはラッパーというよりはD'Angeloみたいになりたいように見える。ちょっとトボけたD'Angelo、クロくないD'Angelo、へなちょこD'Angelo。あ、なんか悪口みたいになってるし、例として不適当。


今年は、去年涙をのんだBRAINFEEDER に雪辱キメました。なかでもいちばん見たかったのがTOKi嬢。酒井若菜みたいでかわいかったわあ!ぽわーん。赤いハットかぶっちゃったりなんかしてさ。あげぽよセットかましちゃったりなんかしてさ。2010のawardで「MIDNIGHT MENU」を選びましたが、今作もだいぶ調子良い。というか前作よりもしかしたらすきかもしんない。あいかわらずの空気感と温度感を漂流するかんじと時間の感触が冴えてくるかんじ。タイトルも毎度よい塩梅ですね。


これもよく聴いたなー。部屋聴き用と出社用の二極化がすすむわたしのミュージックライフですが、まさかIdjutが部屋聴き方向で出してくるとは思わなんだ。


ザ・ヴィジョン

ザ・ヴィジョン

このへんからは、glitch者経由で。自分でも意外なんだけど、コレだいぶすきだし、だいぶヘビロ。下品すれすれなところがすきだし、へんにまとまってないところもすき。たまに神がかり的な美メロとエモさとがせつなさを炸裂させるところもたまらないです。


奇しくもわたしの誕生日にJokerが来日したとき見に行ったんだけど、DJも全く固まってなくておもしろかったなー。共演がTHA BLUE HERBO.N.OGOTH-TRADだったせいか、最前列でB-BOYたちがひたすら首を振るなか、James BlakeやらDiploやらかけたり、「HIPHOP聴きたいやつプチャヘンザ!」とか言ってSnoopかけたりしてたっけ。弱冠21才と知ってはいたものの、生で見るとほんとに若かった。5年後どうなってるかはわからないし、このアルバムもずっと聴き続けるとは思わないけれど、それでも今の勢いすてきね。旬のダンスミュージックって本当にいいものですね。国内盤はBonusでラストにRustie Remixが入ってて、これも旬の取り合わせでたいへんけっこうです。


Room(s)

Room(s)

  • アーティスト:Machinedrum
  • 発売日: 2011/07/21
  • メディア: CD

コレまだちゃんと聴けてないんだけど、PLANET MUサンプラーついてたりしてちょうお得。「B4 The Night Is Thru」とか今年の外仕事もすきです。award上位にきそうな気配。けどわたしがこのアルバムにピンとくるのは1.5年後あたりな予感がしてる。まだJUKEのなんたるかもよくわからないの。