イケてる旦那になれば、妻の愛を取り戻せるか?
40代の生真面目な男スティーブ・カレルは、妻ジュリアン・ムーアに離婚を切り出され、バーでくだをまく日々。見かねたプレイボーイ a.k.a.ライアン・ゴズリング先生が亭主改造計画を持ちかけるが・・・というお話。
原題:CRAZY, STUPID, LOVE.
監督:グレン・フィカーラ&ジョン・レクア(『フィリップ、きみを愛してる!』)
脚本:ダン・フォーゲルマン
撮影:アンドリュー・ダン
編集:アンドリュー・ダン
音楽:クリストフ・ベック / ニック・ウラタ
あー!コレ、DVD買ってしまうな。冬は心身共に調子がわるく、映画すらオチるトリガーになりかねないので慎重になるわたしですが、コレは誰が観てもハッピーになるんじゃないでしょうか。観終わった瞬間の多幸感たるや!この作品を観せたい友だちの顔がいっぱい浮かびました。
笑いと泣きの絶妙なバランス、伏線回収のみごとさ、ツボを押さえたロマンチック演出、すべてがすばらしいです。そしてこの作品がつくりだす劇場のグッドヴァイブス。わたしが今年観た映画の中でいちばんウケていたんじゃないかしら。劇場にいるひとまでまるごとすきになってしまいそうな、そんな映画です。原題の『Crazy, Stupid, Love.』がそのままこの映画のキュートさを表しているかも。
あとはとにかくキャラとキャスティングがさいこう!全員ちょうチャーミングで愛しすぎる。限りなくマリサ・トメイな未来しか見えないわたしですので、マリサ・トメイが演ってくれてほんとうによかったw
あとあいかわらずジュリアン・ムーアの役は、ジュリアン以外のひとがやったらまったくちがった雰囲気ーそれもやなかんじになりかねないーで、さすがジュリアン!
★★★★★