人生は、終わりなき舞台。
ドニ・ラヴァンが、富豪の銀行家、殺人者、物乞いの女、怪物、平凡な父親など、全く違う11人の人生を演じながら、白いリムジンでパリを移動し、クライアントからの任務を遂行していく姿を幻惑的な映像で綴る
原題:HOLY MOTORS
監督・脚本:レオス・カラックス
撮影:カロリーヌ・シャンプティエ / イヴ・カペ
編集:ネリー・ケティエ
もちろん刺激的で実験的でおもしろかったです。なんかずっと『存在の耐えられない軽さ』を思い出しながら観てた。
- 作者:ミラン・クンデラ
- 発売日: 1998/11/20
- メディア: 文庫
人生の深刻さや重大さやかけがえのなさが、虚構や滑稽さや軽薄さと分かちがたく結びついているあたり。
このシーン、『アンダーグラウンド』みたいな昂揚感があって、最高だったな。
あとは、リンチの新作観たくなったりもー。
★★★