わたしはロランス

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愛がすべてを 変えてくれたら いいのに
「女になりたい」男と、彼と生きることを決意する女。
人生でたった一度きりの“スペシャル”な愛の物語

原題:LAURENCE ANYWAYS
監督・脚本・編集:グザヴィエ・ドラン
撮影:イヴ・ベランジェ
音楽:ノイア


激エモーーー!そして驚異の24才。月並みだけど「天才」「才能」「センス」といった言葉が浮かばざるを得ない。モチーフは刺激的だけど、「自分の人生を生きること」と「愛する人の人生に添うこと」との葛藤とせめぎ合い、という普遍的なテーマを描いていると思います。

ロランス・フレッドカップルは基本エゴが強く、愛と主張が平行線なのだけれど、時間に経つにつれ、それこそ人生をかけて、その平行線がほんのすこしずつゆるやかにやわらかくなっていくのを観ていると、年を重ねることの奥深さをしみじみと感じたりして。なんという壮大な人生絵巻……。くらくらするわ。

登場人物は、ロランスママとフレッド妹がすきだったなー。姉妹間の友情はどうしたってぐっとくるし、ロランスママの女っぷり・スモーカーっぷり・TVアレするシーンは、いかにも映画的で最高としか言いようがない。

168分を飽きさせない、鮮やかな色彩や構図、映画的な昂揚感あふれるシーンの数々はほんとうにすばらしかったです。
観逃さなくて良かった。師匠ありがとう!


★★★★