ジェームス・ブラウン〜最高の魂(ソウル)を持つ男〜

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いまこそ感じて欲しい、魂(ソウル)の叫びー。

原題:GET ON UP: The James Brown Story
ソウルミュージック界のレジェンド、
ジェームス・ブラウンの伝記ドラマ。
監督・脚本: テイト・テイラー
脚本・ストーリー構想・エグゼクティブプロデューサー:ジェズ・バターワース / ジョン=ヘンリー・バターワース
プロデューサー・音楽製作総指揮:ミック・ジャガー
撮影:スティーヴン・ゴールドブラット
編集:マイケル・マカスカー
プロダクションデザイン:マーク・リッカー
衣装:シャレン・デイヴィス
音楽:トーマス・ニューマン
音楽スーパーバイザー:バッド・カー / マーガレット・イェン


映画のアプローチが驚くほど『ジャージー・ボーイズ』に似ているので、「!?」と思いましたが、公開はそれぞれ2014年6月と8月ということで、偶然なのか!すごいな!それはさておき最高でした!

まず楽曲とダンスのすばらしさは言わずもがな。型破りなようで妙に筋が通っているJBの音楽/ショウビズ理論の興味深さ、度肝を抜くようなパンチラインや伝説の数々、とにかくスターに生まれついたとしか言いようがない破天荒な人生から目が離せず。

女房役ボビー・バードとの人間模様も染みる。内助の功が結晶化する「Sex Machine」お披露目シーンで涙、謝れない帝王の精一杯の「Try Me (I Need You)」で涙。超問題児なんだけど、どうしてもにくめない。JBの暴力的なチャームに殺される映画でした。


★★★★