ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール

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Belle and Sebastianのフロントマンであるスチュアート・マードックが、2009年リリースのソロ・アルバムをミュージカル映画化。
スコットランドグラスゴー
拒食症治療中のイヴは、病院を飛び出し、ひょんなことから出会った男女とバンド活動に乗り出すが……

原題:GOD HELP THE GIRL
監督・脚本:スチュアート・マードック


映画としては稚拙なところもたくさんあるけれど、それを補って余りある魅力と才気があふれる作品だし、やはりただのシャレオツイキフンムービーと括りきれない何かがあると思いました。完全に門外漢なのですが、これが「ベルセバ」っぽさじゃないのか?なーなーなー!

甘酢かつセンスの良いルック&音楽と、サブカル系小悪魔女子に振り回される感じは、『(500)日のサマー』っぽくはあるんだけど、サマーがわりとたくましく自覚的にしたたかだったのに比べて、イヴはメンヘラの免罪符と自分にはない音楽の才能という最強の二物を無自覚にごんごん振ってくるので、余計たちが悪いというか、なぎたおされないわけがないというか。おまけにウソみたいだろ?こいつらヤってないんだぜ。というわけでより瀕死度が高いような気がしました。ラストのビターさかげんも悶え死に必至。


★★★