シュガー・ラッシュ オンライン

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ズートピア』のディズニーが贈る、夢の<<ネットの世界>>へ!

原題:RALPH BREAKS THE INTERNET: WRECK-IT RALPH 2
監督:リッチ・ムーア
監督・脚本:フィル・ジョンストン
脚本:パメラ・リボン
プロダクションデザイン:リー・ロフティス
アートディレクター・キャラクター:アミ・トンプソン
音楽:ヘンリー・ジャックマン
歌曲:アラン・メンケン


だいすきないつメンと みはし後 味坊鉄鍋荘前に。
女子同士で観たらさぞかし楽しかろうと期待していたし、実際プリンセスとの絡みとか共闘とか*1とても楽しかったんだけど。

なんだか全方面への気配りと情報の密度のせいで、結局こころに残らない作品になっているような気がしました。父の娘離れの話にも現代女性の自立の話にも、観るひとによっていかようにも受け取れる物語になっているけれど、不特定多数の人が何回も観ることを想定した物語より、たったひとりがたった一度観るためにつくられた物語のほうが強いってことあるよなぁ、などと考えてしまいました。

わたしは、引き続き『デートクレンジング』のことが念頭にあったため、推し(=友だち)が変わっていくことを応援することの尊さ、変わっていく属性に縛られずに関係を築いていく未来、あたりのメッセージが一番響きました。

デートクレンジング

デートクレンジング

ちなみに、いつメンとは毎年年末に各々の映画ベストを開陳しあっているのですが、今年は被らなさそうな順に一作ずつ挙げていく形式にしてみたら最高に楽しかった!
お互いの好みや映画評価がなんとなくわかるこそのゲーム性で大盛り上がり。酒がすすむ!
被りがでたのは『ウインド・リバー』『きみの鳥はうたえる』『アイ,トーニャ』でした。


★★★

*1:もっとじっくり見せてほしかった……