レディ・プレイヤー1

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最高の、初体験。
新世代VRワールドで、3つの謎を解け!

原題:READY PLAYER ONE
監督:スティーヴン・スピルバーグ
脚本:ザック・ペン
撮影:ヤヌス・カミンスキー
編集:マイケル・カーン / セーラ・ブロシャー
音楽:アラン・シルヴェストリ
原作:アーネスト・クライン『READY PLAYER ONE(ゲームウォーズ)』


4月―心身ともに絶不調で、「これはとびきり強い薬を打たねばなるまいて…!」と神にすがってきました。IMAX!3D!初めて予告を観た時は、「エッ?(コレだいじょうぶなやつかな?)*1」と思ったのですが、杞憂でした。
グーニーズ』『インディ・ジョーンズ』系譜で、スピルバーグ印の冒険活劇の集大成にして最新型。これで71才て!神よ!夢をありがとう!

デロリアン VS カネダ・バイク!とか、アイアン・ジャイアントがサムズアップ!とか、「俺はガンダムで行く」からの椿三十郎/逆抜き不意打ち斬り!とか、もう言い出したらキリがないのですが、やっぱり最高ブチあがったのは、オーバールック・ホテル!!!!!抑えても抑えきれない「ぅぉーーー……」って声が出てしまいました。

イースター・エッグが楽しめるか鼻につくか、ってどこが違うんだろう?と長年考えつづけているのですが、監督の愛と知識の深さはもちろん、結局観客へのサービス精神、エンタメの才能が大きいのかなと思います。

自分はゲームになじみがないので、アバターの造形が好みじゃないのがちょっと残念だったけど、十二分に楽しませてもらいました。あとわたしくらいのレベルのカルチャー好きでもここまで楽しめたのは、日本人だから、というのが大きいと思う。日本に生まれてよかったー!と思いました。


★★★★

*1:トロン:レガシー』がよぎった