キャプテン・マーベル

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彼女の<失われた>記憶が、世界を変える。
これは、アベンジャーズ誕生前の物語。

原題:CAPTAIN MARVEL
監督・脚本・ストーリー:アンナ・ボーデン,ライアン・フレック
脚本・ストーリー:ジェニーヴァ・ロバートソン=ドウォレ ット
ストーリー:ニコール・パールマン,メグ・レフォーヴ
撮影監督:ベン・デイヴィス
編集:エリオット・グレアム,デビー・バーマン
プロダクションデザイン:アンディ・ニコルソン
衣裳:サーニャ・ヘイズ
音楽:パイナー・トプラク
音楽監修:デイヴ・ジョーダン


今週末より夫がUSツアーにつき、『ブラック・クランズマン』とハシゴ~…したのが、凶と出てしまったか……。残念至極、選ばれなかったーーー!ただただ個人的な好みと外れてしまった。

以下、列記。

  • ブリー・ラーソンとてもがんばっているしチャーミングなのだけれど、最強ヒロインはどーーーうしても体が利くひとであってほしかった……!
  • おそらくそれをカバーするためにアクション描写がわかりづらく、快感がない…
  • ロナンやコラスが既出なのでミステリー要素皆無。覚醒までがひたすらだるい…
  • 選曲のくすぐりは感じるんだけど、「その曲のここを切り取ってくるか~」という好みが合わない…
  • そもそも「スーパーマン」的なヒーローが好みじゃない…


冒頭のスタン・リー仕様のマーベル・ロゴ、呪縛からの覚醒シーン(何度でも立ち上がってくるマッケンナ・グレイス!)、ジュード・ロウの詭弁(笑)、にはぐっときたのですが。何度でも立ち上がってくるけど、そもそもなんで倒れてたんだっけ?「おまえには無理だ」ってやたら言われてるけども…という薄味感が否めない。

『ブラック・クランズマン』の熱い魂を浴びた後だと、小器用にまとめたビジネス感が否めなかったです。「エンドゲーム」を盾にした、観客へのやりがい搾取(?)を感じてしまった。


★★