2020年の映画をふりかえる

2020年は、こんなご時世ですが第二子をDropしました……!
産前は、コロナ禍という特殊な状況で、出勤日数が減ったり、満員電車に乗らなくてすんだり、と思わぬラッキーも。ただ反面、産休に入ると、長女を保育園にあずけられなくなり、映画館に通いつめようと楽しみにしていた計画は丸つぶれ(姉になる彼女の心の準備をする時間ができて、結果的にはよかったのですが…)。

出産では、赤ちゃんガチャ最強のキラカード「手のかからないニコニコ長男」が爆誕。おかげで産後は、映画館で観たい作品をかなりの数観ることができました。
大作がのきなみ延期になったせいで、大好きな青春映画などの小品が比較的長くかかるようになり、とてもありがたかったです。(しかも青春映画の当たり年だった!)
今年はようやくNETFLIXにも加入し、一日6回の授乳の度に海外ドラマを観ていたので、それはそれははかどりました。

生活自体も赤子がいると必然「ステイホーム」になりがちだし、衛生面に気を遣うのもマスト事項なので、正直コロナとの相性はよかった(?)と思います。
夫もほぼリモートワークだったので、家事も分担できたし、今年はかなり楽したな……という印象。来年以降が勝負の年になりそうです。


では、今年もベスト10まで以下列記。


1.ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語



2.パラサイト 半地下の家族



3.ハーフ・オブ・イット:面白いのはこれから



4.はちどり



5.mid90s ミッドナインティーズ



6.ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー



7.ウルフウォーカー



8.スウィング・キッズ



9.37セカンズ



10.ミッドサマー




こうしてふり返ってみると、新進気鋭の監督作の当たり年でもあったんですね!こんなに長編デビュー作がずらりと並んだ年はなかなかないと思います。次回作が楽しみな監督ばかりだなあ。


いちばんよかったなと思う役者さんは、キム・セビョクさん a.k.a. ヨンジ先生 です。年末にシネマランキングを発表し合っているいつメンはわたし以外『はちどり』を一位に挙げていて、わたしも「そう…!一位…!」と大納得なのですが、なんかヨンジ先生に過剰にあこがれ、ウニ母に過剰に入れ込んでしまう自我を捨てたいのよね。余談ですが、今年はじめて美容院で髪を切った長女の裏テーマは、実はウニのボブなのです。(誰にも言ってない)

あとは、みんな納得フローレンス・ピュー!『若草物語』も『ミッドサマー』もなんて、無双すぎてこわい。
『幸せへのまわり道』を撮り、最高ドラマ『クイーンズ・ギャンビット』の養母アルマ役を演じたマリエル・ヘラー監督もすごくファンになった人です。



来年はたぶんなかなか映画館行けないだろうな。配信には今年以上にお世話になりそうです。『ソウルフル・ワールド』も『マンダロリアン』も発狂するほど観たかったけれど、ディズニーのやり方がどうしても好きになれず、悶えたりしています。