武士の一分

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人には命をかけても守らねばならない一分がある。

監督:山田洋次
脚本:山田洋次/平松恵美子/山本一郎
原作:藤沢周平
音楽:冨田勲


あー。今年初映画です。。。ちょっとやっちゃった感が否めません。山田洋次を信用しすぎました。あと稲垣吾郎の映画評も・・・(←けっこう頼りにしてる)。

とにかく「『武士の一分』ってそんなもんなのか・・・」と思ってしまったので、もう元も子もない。全般的にわたしの性格に因るんだと思いますが。

キムタクは藩主の毒味役を勤める武士で、ある日赤貝の毒に当たって失明。尽くす妻・壇れいは三十石を守るため、キムタクの上司に嫌々からだを提供。それを知ってキムタク激怒!「俺の知っている加世は死んだ」と妻を離縁。もうこのへんからえ〜、私だったらもう回し蹴りだな〜などと思いつつ観賞。ここでの争点が上司がお上に実際に口添えをしていたか否かというところになっていて、キムタクは口添えの事実がない(+妻が寝取られた)ことで心を決め、果たし合いを申し込むのだけど、キレポイントってそこなんだろーかと私は思ってしまいました。

自分を支えてくれた奥さんをうっちゃっといて、武士の一分とか言われてもねえ?そんで果たし合いが終わった後には「俺は間違ってたかもしれない」って。おーい!よく考えてから武士の一分、発動してくれよ!!と。


★★