悪いのは、私か、運命か。
かつてない衝撃!狂気全開の最先端スタイリッシュ・アクション!
原題:悪女
英題:THE VILLAINESS
監督・脚本・製作:チョン・ビョンギル
脚本:ユン・ビョンシク
撮影:パク・ジョンフン
アクション指導:チョン・ビョンギル、クォン・ギドク
これもDVD鑑賞なので、本来なら感想書かないのですが、2018ベストに入ってくるかもしれない…、と思い。
とにかくアクションがバカ凄くて笑けてくる。テコンドー&ハプキドー黒帯のキム・オクビンのキレよ。体が利く人を観ているだけで惚れ惚れするし、ひたすら気持ちが良いよ。
冒頭『ハードコア』のFPS視点で、『ザ・レイド』のビル攻略。バイクで日本刀、ウェディングドレスで狙撃。『デス・プルーフ』ばりのボンネットアクション。ストーリーはほぼ『ニキータ』『キル・ビル』!監督とわたしは同い年。だからかなんか気持ちわかるしにくめない。
ストーリーがひどいという評をたくさん見かけたし、全てのエピソードがヒロインのリミッターをはずすためだけに配置されていて、「そんな回りくどい/酷い展開にする必要ある……?」とは思うのですが、わたしは強引さやとっ散らかりも含めて好もしかったです。国家情報院のシステム、コスパ悪すぎだろうw
中だるみと言われる安息パートも、夫のポンコツぶりと娘ちゃんのしもぶくれぶりがかわいすぎてかわいすぎて、またちがう意味で楽しめたし、その癒しがあったおかげで、その後の怒涛のビーストモードにもなんとかついていくことができました。しかし、「悪いのは、私か、運命か」って、悪いのはジュンサンだよ!
★★★★