トイ・ストーリー4

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あなたはまだ―
本当の『トイ・ストーリー』を知らない。
2019年度(第92回)アカデミー賞長編アニメーション映画賞

原題:TOY STORY 4
監督:ジョシュ・クーリー
脚本:ステファニー・フォルソム
脚本・製作総指揮:アンドリュー・スタントン
撮影監督:パトリック・リン、ジャン=クロード・カラーチェ
編集:アクセル・ゲッデス
プロダクションデザイナー:ボブ・ポーリー
音楽:ランディ・ニューマン


だいすきないつメンとクリスチアノ前に。
わたしは、1996年公開の『トイ・ストーリー』が全くハマらず、以来2も、大傑作の呼び声高い3も、スルーしてきました。

まず1でハマらなかったのは、ひとえにシドの扱いについて。改造が悪として描かれているのを観て、「おもちゃってそんな了見の狭いモノだっけ?」と。のちに、実際に玩具業界に身を置くこととなり、創造主はやはり完全にシド側の人間だと確信するのですが…(それはまた別の話)。

今回みんなで4を観に行くことになって、「よし!いい機会だから敬遠してきた2・3も観よう!」と一気観しました。
しかし、2ではコレクショントイが悪として描かれており、3はさすがに評判通りの出来で、シリーズ中最も楽しめたものの、やはり低年齢の遊び方が苦行として描かれており……。

つまり、1~3を通して、おもちゃの楽しみ方を大幅に制限しており、玩具業界にいた身としては、なんて偏狭な遊び方の提示だろう…、とすっかり悲しくなってしまったのです。


それでも、定例映画会のチョイスに「待った!」をかけなかったのは、なんとなく、「1~3がひっくり返る」「アンチほど納得がいく」という評がかすかに漏れ聞こえてきたから。


cinema.ne.jp


結果!4にしてはじめてハマれました!わーいわーい!

今回やっと持ち主側にも寄り添ってくれたというか。「失くしてしまったり手放してしまったりしたおもちゃたちもこんな風にいきいきと暮らしているかも…」という夢を見させてくれて、感無量です。

ただ、新キャラたち*1が異様に良かったりと、今回楽しかった部分はほぼ1~3に無い部分だったので、これはたしかに…、これまでのシリーズファンはどんなきもちなのか…と若干心配にはなりました。
クレジットにもピート・ドクターにジョシュ・クーリー、とだいすきな『インサイド・ヘッド』組が名を連ねているので、俺得ではあるものの、端的にジョン・ラセター派はどうなのかな…と。

とにもかくにも、自分的にはうれしい完結となりました。


★★★

*1:バニー&ダッキー a.k.a. ジョーダン・ピールキーガン=マイケル・キー!