A LOVED STORY 友達→恋人→夫婦→親友→?→∞
自分らしく生きていれば、幸せになれると思っていた―
クインシー・ジョーンズの娘 ラシダ・ジョーンズ主演・脚本のビターラブコメディ。
おしどり夫婦だが格差婚でもある セレステとジェシーは、「永遠に親友でいられるように」と30歳を機に離婚を決意。ジェシーの変化をきっかけに、セレステが自分を見つめ直し、時間をかけて失恋を昇華していく物語。
スタッフ/キャストは、ラシダを中心に旧知の仲間たちが集結しているそう。
原題:CELESTE AND JESSE FOREVER
監督:リー・トランド・クリーガー
脚本:ラシダ・ジョーンズ
音楽:サニー・レヴィン / ザック・カウイ
そもそもゴスリングろうと思ってたんだけど満席だったので、「友だちが薦めてくれたアレでも観るか〜」くらいのかるいノリで、まったくの丸腰で行ったわけですよ。しかし、本編がはじまった瞬間から、「あ〜…、もしかしてコレ アレなやつや……!!」と。
しょっぱなにコレかましてきた時点で、もう勝負はついてるんだよ…!
- Lily Allen - Littlest Things
聞けば巷ではこちらの一群と並列で語られているらしいじゃないですか。
きたこれやばいのくらっちまった……
とりあえず、セレステのストラグルっぷりもジェシーの道筋も半年〜3ヶ月くらい前の自分の状況と似すぎていたので冷静には観れなかったです。
以下、箇条書き。
- 92分とか分かりすぎてる尺
- 原題は『Celeste and Jesse Forever』だけど、基本的にセレステの物語
- 完全にラシダ・ジョーンズ力。表情がきらっきらに輝いてて、魅力がスクリーンからあふれだしてる。ラシダじゃなければ成立しない作品
- 西海岸という場所柄も大きい。作品の重さを場所がもつ「湿度の低さ」でカバーしてるところは、『ファミリー・ツリー』を思い出したりも
- 数々のハグシーンが、総じてすこぶる良い!全俺が泣いた……
音楽も自分にとって思い出深いものが多すぎて…
- Brenda Russell - A little Bit of Love
- Bobby Caldwell - Open Your Eyes
ちなみにヒップホップ変換するとこうなります。
- Big Pun feat. Joe - Still Not A Player
- Common - The Light
サマーがビッチと言われても メイビスが自己チューと言われても肩をすくめてやり過ごせたけど、セレステが悪く言われるのはかなりつらい。かと言って自分がセレステに似てるわけでもなく、もっとアホで甲斐性なくてだらしない人間だし、セレステのクソ女な部分もわかるんだけどな〜。とりあえずわたしのことはきらいでもセレステのことはきらいにならないでください、とか言っちゃって〜。
DVDならまちがいなく買うよ!
★★★★