原題：HEDWIG AND THE ANGRY INCH
監督・脚本：ジョン・キャメロン・ミッチェル
音楽：スティーヴン・トラスク
性転換手術に失敗し、股間に「怒りの１インチ」が残ってしまったオカマ・ヘドウィグの人生劇場。
とにかくジョン・キャメロン・ミッチェルがキラキラ☆してる。パワフルさ、支離滅裂さ、脆さ、アンバランスさが、演技のそこら中ににじみ出ていて大変魅力的。歌も全部良かったです。
話は予想外に哲学的。アニメーションの使い方も知的。ただドスッキリしようとチョイスしたのに（思いこみ）、「剥き出し」のロック加減が怠惰なタレの心には痛すぎ熱すぎでした（自分勝手）。
★★★
