ブラザーズ・グリム

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呪われた森に消えた12人の少女、500年の眠りから覚める鏡の女王― 伝説の兄弟がすべての謎に立ち向かう

原題:THE BROTHERS GRIMM
監督:テリー・ギリアム


周りに散々「テリー・ギリアムの新作ですよ」とか「観たいなグリム童話」とかたきつけておいたら、悪評レスポンスが多かったこの作品。振休だったので、観に行ってきました。
悪評のわりには普通に楽しめましたが、あぁー!かなしいかな普通。

もっとブラック&シュールがよかったと思います。相変わらずダークで、偏執的なこだわり感のある絵はよかったのですが、「うっわ〜ブラック!!!」てゆうびっくりがなかった。途中、馬が女の子をさらうシーンがあって、そこが「ベルセルク」っぽくてオオッと思ったので、もっとベルセルク風味にして、怯えさせて欲しかったです。子ども大泣き。

1こ好きだったのは、フランスの悪将軍の最期の言葉が、「夜食にキッシュを」。フランス人度200%!と思って笑った。

テリー・ギリアムは「7年間に5本の企画が流れた。このまま映画を作れないかと思って怖かった。」と言っているのですが、これを機にまたぶっとんで欲しいです。


★★★