ロード・オブ・ドッグタウン

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「20年後も、僕たちの夏休みは続くと思っていた―。」
スケートボード界のカリスマ・Z-BOYSの実話を下地にした映画。

原題:LORDS OF DOGTOWN
監督:キャサリン・ハードウィック
製作総指揮:デヴィッド・フィンチャー
作曲:マーク・マザースボウ


観終わった後、ほーっとため息がでてしまうような映画。青春愛好家・必見。スケボー映画としか知らずに観に行ったのがかえってよかったかも?あまりにキラキラ美しすぎて、バッドエンドを予想してしまうくらいでした。地元感、メジャーとアンダーグラウンドのせめぎあい、希望と栄光と孤独、女の子をめぐってのぎくしゃく、そして友情!センチメンタルの宝庫です。
1番グッときたのは、まぶしいライトの中去って行くジェイ・アダムスの後姿。おもわず「ちくしょー」って言いそうになりました。

あとはヒース・レジャーa.k.a.スキップ)にかなりぐっときたね。大人になりきれてないろくでなしのおっさんなんですが、それでも人生を捨ててないところがかっこいい。いいかげん弱ってて負け試合じみてきてるんだけども、勝負を投げないというか。『ブロークバック・マウンテン』の公開もあるし、来年もヒース・レジャーはチェックです。

公式サイトとか見てみると、製作総指揮・デヴィッド・フィンチャ−、作曲はマーク・マザーズボウ(ライフ・アクアティック!)など思わず納得の面子。女性監督というのもちょっとビックリしたけど、妙に納得。


★★★★★