グリーン・ホーネット

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ブンブン行くぜ!

原題:THE GREEN HORNET
監督:ミシェル・ゴンドリー
脚本:エヴァン・ゴールドバーグ / セス・ローゲン
撮影:ジョン・シュワルツマン
編集:マイケル・トロニック
音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード


紆余曲折あって、いつのまにやらミシェル・ゴンドリーが監督になっていた。そのためずっと気にかけており、ちゃんと観にいってきました。

わたしこれけっこうすきでした!バカ社長とスーパーお抱え運転手がキャッキャウフフで悪を成敗。悪役はランダ大佐だよ。ミシェル・ゴンドリーとアクションは食いあわせが悪いのでは?と思っていたけれど、ちゃんといいところが出てました。アクションにしてはテンポがゆるいし、ガーリー度も高めだし、キャストもちぐはぐ感あるけど、そのアンバランスさがかえってよかった。

とにかく基本的に敵も味方も全員しょうもないまぬけ。ぼんくら見本市。それを補強しまくるポップでキッチュなゴンドリー演出。ノールック爆破するランダ大佐。無駄にわれまくるガラス。Gangsta's Paradiseにのせて、特装車「ブラック・ビューティー」で街にくりだす2人。このシーンまじ最高!「ちょwバカすぎww」とか「たちわりーw」とか思わず声に出しつつ、あっけらかんと笑って観ました。


主演のセス・ローゲンが製作・脚本にもからんでいるのですが、完全にしょうもないバカ社長を絶妙ににくめないかんじにしあげていてさすが。あとスーパー運転手兼天才発明家のカトーを演じるジェイ・チョウが文句なしにキュート!なかなかどうしてチャーミングな映画でした。ひまなとき2Dでもっかい観たいなー。



★★★