ピンポン    

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監督・VFX曽利文彦
脚本:宮藤官九郎
原作:松本大洋
音楽プロデューサー:二見裕志


原作との実力差を指摘する声をイヤという程、聞いていたのでおそるおそる鑑賞。
イヤ、普通におもろかったっス。ちょっと軽いけど良く映画化したな〜と感心しきり。VFXも嫌味じゃない程度だし。

窪塚(ぺコ)…「ぺコはもっとかっこいいぜ」、「しかも窪塚は嫌いだぜ」な私ですが、何となく「でもこいつしかいないかも…」と納得させられてしまうあたり、やっぱりタダ者じゃないのか!?奴は。ちなみにウィッグ提供はアートネイチャー。さすが!
ARATA(スマイル)…美男子。すごい美男子。サム・リー(チャイナ)…石田純一似。チャイナはもっとかっこよいと思う。演技は良。中村獅童(ドラゴン)…思ったより強面じゃなかった。けど迫力。竹中直人(バタフライジョー)…一番心配してたけど、ちゃんと抑えてた。大倉孝ニ(アクマ)…相当良かった。胸キュン。夏木マリ(オババ)…「オババ」じゃないけど、くそかっくいい。声が素敵。しかもお洒落。

あとはやはり音楽がすんばらしい。特にSUPERCARの使い方はピタリ。テクノのキラキラ感、昂揚感、せつない感が映画に良くマッチしてたんじゃないかな〜?と思いました。

ちなみに「シネプレックスヴァージンシネマズに及ばず」と評価。やっぱヴァージンの音響はいっス。


★★★