オスカー鑑賞会

年末の「被らなさそうな順に映画年間ベストを発表しあう会」で、いつメンと「今年こそオスカー鑑賞会をやりたいね」と話していたのだけれど、なんとそのうちの一人がマンションを購入し(!)、WOWOWにも加入してくれたため、いきなり実現!それがとてつもなくたのしかった!!!

当日は有休を取り、出勤と同じ時刻に家を出て、朝イチで集合。もう浮かれに浮かれて、紀ノ国屋で食べきれないほどのお菓子を買ってしまう。開催宅の夫妻がそろって迎えに来てくれ、「これはエンドゲームのセラピー会につきあってくれたメンバーだ…!」とひそかになつかしく思う。今年もお世話になります。

あたらしく居心地のよいおうちで、さっそく乾杯。ミッドサマーマントをまとったキメッキメのジャネール・モネイのOPにみんなでテンション爆上がり。

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ファッションチェックがリアルタイムでできるも楽しい!
個人的MVPは、PRADAのトラックスーツのハズしで女子の心を惑わしまくりの「本社から来た人」ティモシー・シャラメさんと、

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ドレスとメイクと本人の三位一体感がハンパなきシアーシャ・ローナンちゃん!

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思わずメイク担当のKara Yoshimoto Buaさんのインスタもフォロー。
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受賞予想、やはり最大の注目は『パラサイト』がどれだけ食い込めるか。個人的には、大好きなタランティーノグレタ・ガーウィグにも獲らせてあげたい。サム・メンデスも好きだけれど、大本命の『1917』は未公開なので気持ちが入れづらい。

さて、最初の山場は外国語映画賞発表。みんな、Ms. メラニーの予想を予習していたので、プレゼンターでペネロペ・クルスが登場した瞬間、「……ということは、アルモドバル受賞!?」~からのポン・ジュノポン・ジュノ本人もここを獲った時点で「今日はここ止まりだ」と思ったらしく、スピーチでキャスト・スタッフに対する謝辞を詰め込んで、「今夜は飲み明かしまーす」と去っていったもの。

そこからの、監督賞受賞!多くのひとがそうであるように、わたしもこのスピーチが一番感動した。

note.com

なにしろ、前述のくだりがあるので、本人が一番びっくりしていたような気がする。そこから必死で紡いだ言葉は本心からの言葉以外の何物でもなく……。スコセッシもタランティーノもめちゃ良い顔しててさ。

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この2ショット、ほんと最高だよな……。

仕上がりきった家主が「寿司だ!寿司を取ろう!」とお寿司を注文し、満を持しての作品賞発表で、最高の瞬間が訪れる。みんな拍手喝采ののち、「おいしい おいしい」と笑顔でお寿司をパクつく。ずっとつまみ続けておなかなんぞへっているはずなかったのに、みんなで食べたお寿司はふしぎとするする入ってしまい、とてもおいしく感じた。こんな神回あるかい!?控えめに言って、最高でした。