ガタカ    

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原題:GATTACA
監督・脚本:アンドリュー・ニコル
音楽:マイケル・ナイマン


遺伝子操作を受けていない人間が「不適正者」として差別されてしまう近未来のお話。キャストが豪華でよかったと思います。適正者になりすますイーサン・ホークの奮闘には冷や汗だったし(小心者だからこういうのほんと心臓に悪い)、ユマ・サーマンの超小顔にはとっくり見惚れてしまった。顔といえば、イーサン・ホークの顔って全然好みじゃないんだけど、1人だけ近未来顔じゃない人間味が「偽エリート」役に合ってた。

そしてああ失態。ジュ―ド・ロウにボロボロに泣かされてしまった。くやしくてせつないラスト。なんておいしい役なんだ、ちくしょう!やつの総取りだ。

「努力」とか「夢」とかテーマは相当にアツイんだけども、映像が静かで清潔なのでうっとおしくないです。
マイケル・ナイマンの音楽がその空気を強烈に後押ししてる。半分はあの音楽に泣かされたんだろうな。


★★★★