スター・ウォーズ エピソード3:シスの復讐

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伝説は完結する

原題:STAR WARS: EPISODE 3 REVENGE OF THE SITH
監督・脚本・製作総指揮:ジョージ・ルーカス
音楽:ジョン・ウィリアムズ


先行で。もうコレが楽しみで楽しみで。期待しすぎないように…と注意しながらも1,2,4,5,6を観直して、準備万端な自分がニクイ!映画館の中は驚異のメンズ率。でもって始まったおなじみのオープニング!もう持ってたポップコーンを景気良くばらまきたいくらいテンションが上がります。

出来に関しては、私は満足しました。たぶん皆、完全に納得することはないんじゃないか、と思うけど、2と4をつなぐという意味ではハイレベルにまとまっていたと思います。結末がわかってる話を2時間21分にわたって、だれずに観せるというのはものすごい技だと思います。

特に私は2の様子からして、アナキンがもっとあっさりダークサイドに堕ちると思っていたので。そのあたりヘイデン・クリステンセンの演技は若僧臭を残しつつも、2より抑えられててよかったと思います。ユアン・マクレガー演じるオビ=ワンも呑気が過ぎるくせに、アナキンがダークサイドに堕ちる時、この人がそばにいれば、と思わせるあたり小憎いです。

アナキンがダース・ベイダーに堕ちなきゃ話が続かないので、まぁ仕方ないのだけど、以下はちょっと文句。ジェダイの人たちはルーキーの教育が下手すぎる。アナキンの圧倒的な才能と精神的な未熟さをイヤという程危険視してるのに、フォローがなさすぎるよ〜。もっとひとのきもちを考えてー。あとパドメが根性なさすぎ。ガッツ見せてよ、おかーさん!さらに戸田奈津子訳…。うーん。

とりあえず3を観て、すぐ6を観たくなりました。ベイダー卿に心の平和が戻るように。こんなきもちでⅥを観る日が来るとは…感慨深いです。小さい頃の私にとって、SWのヒーローはルークだったけど、全て通して観ると、「フォースにバランスをもたらす者」は
やっぱりアナキンだったのだなあと思います。

あと余談だけど、だいすきなR2-D2が大活躍でうれしかったです。


★★★★