ウォッチメン

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知ってはならない、真実がある―。
ヒーローによる自警が禁止されているなか、かつてのスーパーヒーロー軍団「ウォッチメン」のメンバーがなにものかに殺害されていく。

原題:WATCHMEN
監督:ザック・スナイダー
原作:デイヴ・ギボンズ


なんかがっつりマンガ読みたいなーと思って、原作コミックをおとな買いしていました。


コレ、いきなり映画を観たひとはどうなんだろ。なにしろ情報量が多くて、展開も設定も世界観もものすごいので、わたしはコミックの方も行きつ戻りつしながら、何日間かかけて読破したのです。ヒーローのトラウマ、ダークサイド、モチベーションー、

ウォッチメンを監視するのは誰なのかー、強大すぎるパワーと知性の正しいつかいみちとは如何なるかー、平和という名目の元に誰がどのレベルまで管理統制することが許されるのかー、むずかしいテーマと壮大なストーリーをもつ、読み手もものすごくパワーを要求される原作でした。映画には向かないんじゃないか・・・と思うところが大きかったです。

そんななか、映画版はものすごくうまく編集されてるなー、と思いました。すごくわかりやすくまとまってる。監督との相性もいいように感じました。それでもやっぱり急展開だなーと思うし、映像化のむずかしさを感じました。
なにしろDr.マンハッタン(本気の超人ヒーロー)が全裸or着衣orパンイチor巨大化(すげーおもしろい)という点に気を取られてしまいました。最後まで。コミックでも。

ロールシャッハの描き方はドラマティックで、映画で観れてよかったなと思いました。


★★★