デス・プルーフ in グラインドハウス

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ドレスコードは、スリルとスピード
サイコキラーを美女軍団が成敗!!!毎日観ていれば、美脚になれる気がします。(究極のイメトレ)

原題:GRINDHOUSE / DEATH PROOF
監督・脚本・撮影:クエンティン・タランティーノ


同行者曰く「全世界の女・必見!!!」。とりあえず彼は男子ながらも、「THE・END」の文字が現れた瞬間、「サイコー!」と拳を突き上げていました。わたしは、手を叩いて爆笑していました。なにあの爽快感!

さてさて、ちょーおもしろかったんです。ちょーアガりました。こんな映画 of 映画な作品なんだから、もっとヒットしてもいいんじゃないかしら。わたし、もう1回観たいもの。たぶん男子の方が動員されているんでしょうが、女子にも観てほしいよ〜。残業とか代わってあげるから、速攻観に行ってほしいです。(ってメールを何件か送ってしまいました。)わたしはレディース・デーに観に行ったので、相当女子率高かったのですが、もう女子みんな大喜び。後半ちょー爆笑の渦。わたしは「ここにいるみんな、だいすきだー!」と多幸感にくらくらしつつも、「やっぱり女にはかなわないな・・・」となぜか若干男子目線がよぎりました。

ゾーイ・ベル(「キル・ビル」ユマのスタントマン)のヒーローぶりにはしびれました。カーチェイスってこんなにおもしろいものだったのか。おおらかにニコニコしつつも、身のこなしがまさに猫。決して美人ではないけれど、すっかり虜になりました。てか美人ほどこの映画ではヒドイ扱いを受けているのがおもしろかったです。
シリアル・キラー役のカート・ラッセルも「しんじゃえよ」とか思っていましたが(前半の美女軍団もすごく魅力的だっただけに)、後半腰骨がくだけるほど情けなくて、倍よかったです。めちゃくちゃ笑いました。

いや〜、タランティーノちょうヒップホップ。古きよきものを掘ってきて、サンプリング的手法を用いながら、ドリジナルでスーパークールな世界をぶちあげるセンス、そして明確なビジョンにまいりました。ラストもスクラッチっぽかったしね。よっ、KING OF DIGGIN'!そしてド変態☆


★★★★★