呼ばれてないけど、参上。
ロンドンの熱血エリート警官がやっかまれて、ド田舎に左遷！というお話。
原題：HOT FUZZ
監督・脚本：エドガー・ライト
脚本：サイモン・ペッグ
音楽：デヴィッド・アーノルド
署名運動により、日本での公開が決定した作品です。映画通なら「わかる」的作品なのカナー？と思って観にいったのですが・・・。なにコレ！ふつうにちょうおもしろい！！！てかちょーすきだー！！！赤子のように両手足バタバタで、キャッキャキャッキャと喜んで観てしまいました。上映中、また上映終了後に客席から拍手喝采がおこるなど、たいへんたのしい劇場体験でした。エドガー・ライト監督はタランティーノ邸に居候してたそうですが、やはり作品のハートへの響き方には通じるものがあります。
全盛期ガイ・リッチーを思わせるクールなテンポ感やそれこそタランティーノを彷彿とさせるアツイ映画愛が絶妙なスパイスになった、ド級のエンターテインメント。本気で「かっこいー！」と思いつつも笑っちゃったり、本気でじーんときつつも笑っちゃったり、という最高な映画でした。なんとなくわたしのなかでのBeastie Boys感とハマるかんじ。
期せずして、町山智浩さん＆花くまゆうさくさんのトークショーがついてたのですが、「吉祥寺の"色彩の暴力"おばさんをぶっ殺したくなる映画」とか不謹慎なネタ連発で、こちらもたいへんたのしかったです。
★★★★
