アラジン

f:id:tally:20190628144331j:plain


その願いは、心をつなぐ。
そして―世界は輝きはじめる。

監督・脚本:ガイ・リッチー
脚本:ジョン・オーガスト
撮影監督:アラン・スチュワート
編集:ジェームズ・ハーバート
プロダクションデザイン:ジェマ・ジャクソン
衣装:マイケル・ウィルキンソン
音楽:アラン・メンケン


アニメ版『アラジン』好きだし、高評価だし、楽しみにしていたんですよ……。たしかにザ・フレッシュ・プリンスDOLBY ATMOSは最高に楽しかったし、豪華絢爛なダンスシーンには心躍るし、ガイリチ印のちゃかちゃか回しに笑ったり、すばらしい歌唱に涙ぐんだりもしたけれど……。
いよいよ、本格的に、ディズニーのポリコレが胃にくるようになってしまった。ディズニーが提示するプリンセス像を好きになれないし、正直自分の子どもに見せたくないな、と思ってしまった。

思えば、『シュガー・ラッシュ オンライン』を観た時の違和感。うまく言語化できなかったのだけど、この方の感想はすごくわかりやすい↓

www.jigowatt121.com


今作と共通して感じるのが、まずテーマと結論ありき。で、そこに無理にストーリーをはめているので、キャラクターの行動原理がゆがんでみえてしまう。

note.mu


そして、問題のポリコレ。
わたしにはこれはポリコレではなく、差別を今までと逆方向にしただけで、かつどんどんイデオロギーが画一化されている気がするのです。

例えばよほど黒歴史清算したいのか、不要な白人王子貶し。人を見かけで判断する浅薄で頭からっぽなハンサム―こんな描写は人種や性別を入れ替えただけだし、『シュレック』が2001年なのにいつまでこれやるの?白人の男の子が傷つかないと思うの??

そして、わたしが今作で最も問題があると思ったのはジャスミン。今作はジャスミンが性差別を越え、国王になるという結論ありきなのですが、今作のジャスミンって本当に良い国王になるだろうか?
まず、王の資質が自己申告で「民のことを考えている」「勉強してきた」。んで行動を見てみると、盗んだパンを子どもに分け与えるけど、母の形見のブレスレットは手放さないし、1時間に1回お着替え。お忍びでバザールに出ているし、舌鋒鋭く意見もしているし、そもそもそれほど抑圧されていない。それで「黙ったりしない」と男たちを妄想で消し炭にされても……。
まず自分の富を手放して民に分け与えるべきだし、野に下って自分の王としての資質を見つめ直すべき。バーフバリを見習ってほしいです。

明確な描写がないのに、「ずっと男たちに抑圧されてきた」風なイデオロギーは逆差別を助長するだけだし、本来抑圧の主体に性別は関係ないはず。それを美しく気高いナオミ・スコットにすばらしい歌で刷り込ませるのは、完全に害悪ではないかと……。王族にパンを盗られる店主の身になってよ。消し炭の対象が男女逆ならどうなのよ。かなしくなるよ。『アラジン』で『キャプテン・マーベル』やりたかっただけだろ…と思ってしまいました。

法の曲げ方や軍部へのアプローチもものすごくこわい。結局、地位と魅力と自分の正しさを信じて上げる「声の大きさ」で全てをねじふせているように見える。ディズニーはリベラルを標榜しているように見えて、結果提示しているプリンセス像がトランプに近くなってしまっている気がしてぞっとした。法治国家の崩壊かよ。プロパガンダの手法だよ。

ディズニーの実写化問題/ポリコレ配慮に関する考察で興味深かったものを貼っておきます↓

cinemandrake.com

nightyqueer.hatenablog.com


★★



さよなら、退屈なレオニー

f:id:tally:20190628091412j:plain


こんな青春じゃ 終われない
いつもイライラして、どこかフワフワしてた、まぶしくてじれったい何もない毎日。
17歳の夏が過ぎていく―。

原題:La disparition des lucioles
英題:THE FIREFLIES ARE GONE
監督:セバスティアン・ピロット
音楽:フィリップ・ブロー


ノーチェックでしたが、信頼できる友の高評価を見て「あ!これ最優先のやつだ…」と。邦題*1やルックはおしゃれ甘酢成長譚っぽく見えるけれど、監督は「これは青春映画ではない」「つきまとうシニズム、その治癒薬である大きな意味での愛についての映画」と明言しており、なかなか一筋縄ではいかない雰囲気。

sayonara-leonie.com


ピースのひとつひとつも語っていること*2もすっっっごく好きな映画でした。号泣するではないけれど、なんだかよくわからない感情にずっと涙腺が微弱に刺激されていた。
18年後の『ゴーストワールド』行先不明のバスに乗る映画にハズレなし!

Ghost World [DVD]

Ghost World [DVD]


ゴーストワールド』との共通点はとても多い。周りみんながバカに見える「ゾンビタウン」。具体的な夢もなく鬱屈したティーンエイジャーの主人公。穏やかで賢い父。うまくいかない義父母。自分の城を築いている中年男性との居心地の良い時間。

しかし、変人だらけの『ゴーストワールド』のヌケの良さに比べ、「世界が新しいファシズムの新しい形へ向かっているのでは」という思いが込められた『蛍はいなくなった』は、コメディ要素はありこそすれやはり閉塞感が濃い。
とくに監督の意図とははずれているかもしれないが、要所要所で挿入される妙に荘厳で甘美でファンタジックな音楽に、わたしは常に「死」の気配を感じてしまった。青春の一瞬のきらめきの裏にはたしかにいつも死の気配がある。ティーンエイジャーのバランスの危うさが改めて胸に迫ってきた。他にも甘酢やまぶしさの裏で、思わぬ角度から打ち込まれるビター&ホラー成分にハッとさせられる場面が何度もあった。

3人の「父」は、「伴侶」「政治的指向」の象徴であると同時に、「ロールモデル」でもあると思った。「世俗の権化のポピュリスト」な義父は論外だが、「理想主義と現実とのギャップに敗れた」実父や「愛と音楽と善意に満ちた受容者」スティーヴも彼女は選べない。でも3人目の父は彼女を変える。
ちいさな野球場で、たったひとりの観客の前で、かき鳴らされるバカテクメタル。母が他界しほんとうに孤独になってしまったときにそばにいた時間。どちらも笑いながら泣いてしまうような、心に残るシーンだった。

この先二度と会わないとしても、たしかにあった友情の話。シニズムとファシズムを脱するために、他人に依らない新しい生き方を選択するために、だいじなものを捨てる話。消失と出現の話。大きな光の下では見えない蛍の微灯の話。それが私たちの視界から離れたのか、私たち自身がそれから離れたのか…。

何が消失し何が出現したのか考えるだけでも感慨深い映画だし、ラストも言葉にできない余韻があってぶっ飛ばされました。


★★★★★

*1:原題は『蛍はいなくなった』 この映画全体のトーンを表すすばらしいタイトルなのに……

*2:公式サイトの監督インタビューで「強制はしませんが…」と語っている通り、監督には明確な意図やメッセージがあり、自分がそれをその通り受け取ったとは言えないけれど

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ

f:id:tally:20190613132638j:plain


王の覚醒。

英題:GODZILLA: KING OF THE MONSTERS
監督・脚本:マイケル・ドハティ
脚本:ザック・シールズ、
撮影監督:ローレンス・シャー
編集:ロジャー・バート
美術監督:スコット・チャンブリス
衣装:ルイーズ・ミンゲンバック
VFX監修:ギヨーム・ロシェロン
音楽:ベアー・マクレアリー


祭 pt.3。ゴ!ジ!ラ!ソイヤッ!ハッ!


怪獣パート楽しかった!各怪獣の動かし方やキャラ付け*1がまるで小二男子がソフビで遊んでいるかのよう。そこにどえりゃあ金を投入してめちゃくちゃかっこよく神格化してド迫力で撮りました!っていう。

しかし、人間がクソ。クソすぎる。

  • ケンワタナベ出征時のモナークの方々のテンション*2
  • マジ被曝なめんな……
  • なんかもう『ジュラシックパーク』じゃない?
  • 結局みんなエコテロリストもしくはサノス的思想の持ち主なのでは?
  • てか結局毒親が地球を巻き込んだ壮大なセラピー会なのでは??


小二男子の心で楽しめば5億点なんだけど、大人そして日本人としてはスーン…となってしまうところは否めなかった。核をゴジラに注入する、しかもそれを「芹澤博士」にやらせるの、初代への最大の裏切りでは?という違和感はどうしてもぬぐいきれなかった。

わたしが今回改めて思ったのは、自分が好きなのは初代ゴジラで、過度なヒーロー化や人類との共闘は興が醒めてしまうということ。「幽玄」「哀しみ」「憂い」を湛えていてほしいし、「人智を超えた神秘」を秘めていてほしい。力や強さに特化してほしくないし、まして人間が周波数で操るとか地球環境に優しいなんてもってのほか。それは、全てが明るみに出る陽の洋ホラーと「わからなさ」がこわい陰のJホラーに対する感触に似ているかもしれず、わたしはゴジラに「陰」の存在でいてほしいのであった。(完全に好みの問題です。)

というわけで、個人的な好みとしては、ギャレス・エドワーズの圧勝(伊福部音楽さえ搭載されていれば)。
そして、このタイミングで再見した『シン・ゴジラ』は、その陰陽のバランスが神がかってる。めっちゃおもしろいのに、ゴジラが陰の一線を固持していてめちゃくちゃすごいなと思いました。庵野監督にありあまるほどの予算を……!


★★★

*1:全能神ゴジラ、業火の悪魔キングギドラ、こうもり野郎ラドンに、癒しの女神モスラ

*2:誰も代案とか自分が行くとか言わない

神と共に 第一章 罪と罰

f:id:tally:20190606111158j:plain


いま、地獄の門が開かれる―
3人の使者と共に、7つの地獄を突破しろ!
冥界の謎を解き明かす、ファンタジー・アクション!!
『新感染』を超える歴史的大ヒット!!

英題:ALONG WITH THE GODS: THE TWO WORLDS
監督・脚本:キム・ヨンファ
撮影:キム・ビョンソ
編集:キム・ジノ、キム・ヘジン
プロダクションデザイン:イ・モグォン
音楽:バン・ジュンソク


祭 pt.2。
冥界ディズニーランド!地獄ロードオブザリング儒教コンスタンティン!燃え上がる中二魂!!!

f:id:tally:20190606114512j:plain


現世と異界がリンクして不吉な現象が起こるさまは、『魔性の子』みもあった。*1*2

魔性の子 十二国記 0 (新潮文庫)

魔性の子 十二国記 0 (新潮文庫)


まず、つかみがめちゃくちゃうまいなーと思いました。設定のおもしろさと使者トリオのアイドル性にワクワクする。クールだけど情にもろい、敏腕リーダー・カンニム(ハジョッシ~!)、理想の娘みあふれる弁護士補佐・ドクチュン、そしてキュートで脳筋な警護担当・ヘウォンメク!ヘウォンメクを演じるチュ・ジフンのスタイルがまさに浮世離れしていて…。ハ・ジョンウも184cmあるけど、それを超える187cm!「田中守になりたい」はわからないけど、ヘウォンメクにはなりたいッ……!

『オーシャンズ8』と同じく、完全に「鑑賞後の画像検索までが映画」です!

f:id:tally:20190606115926j:plain


f:id:tally:20190606152811j:plain


f:id:tally:20190606152148j:plain

ドクチュンは赤ちゃんのときから天使だな~。


地獄も最初の殺人地獄の大王がいいのよ。*3なんかおもしろイモータン・ジョーって感じで、めちゃくちゃ笑ってしまいました。検察側にあたる判官のぬけさく感もイイ。

f:id:tally:20190606120135j:plain


楽しかったけど、いただけないポイントもいくつか。

  • まず長い(140分)。絶対もっとタイトにできる(とくに地獄中盤と現世パート)。
  • 緊迫感が薄い。カンニムリーダーが法侵しまくりでチート感があるため、あまりピンチを感じない。*4
  • 性神話と儒教呪縛のつらみ。美談じゃなくね?


でも、もちろん第二章も絶対観ます!とにかく三使者が動いてるのもっと見たいし、この関係性が「因と縁」に展開するって、萌え死にするのでは?いよいよマ・ドンソク兄貴が登場だしね!


★★★★

*1:というか異界の中にそれぞれ王がいるさまも『十二国記』みあるよね

*2:、と『十二国記』を紹介してくれた友だちに伝えたら、「ドクチュンは麒麟…」という返信があり、それな!

*3:閻魔大王は別格として

*4:しかしそこからの「ヘウォンメクー!」は最高なのだが

プロメア

f:id:tally:20190605135905j:plain


燃えて、消す!
それが流儀だ。

監督:今石洋之
原作・脚本:中島かずき
原作・アニメーション制作:TRIGGER
キャラクターデザイン:コヤマシゲト
美術監督:久保友孝
音楽:澤野弘之


祭が渋滞しているな…どの祭に行けばいいの…?と思考停止した結果、公開順に攻めていくことにしました。
まずはpt.1。

この祭は参加してよかったやつなのかわからない。なにしろわたしは『グレンラガン』も『キルラキル』も見ていないのである。「これが日本のMCU」みたいなコメントを目にして、「でもそれっていきなりエンドゲームに参加しちゃう感じかしら?」と気を揉みつつ観てきました。

楽しかった!ビビッドな色と画の爆発。2D⇔3Dの関係は『スパイダーバース』の反転のようでワクワクするし、
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
のような終始フルスロットル感にぐいぐい引っぱられる。
上記以外にも『エヴァ』『シン・ゴジラ』『X-MEN』『ダークナイト*1東京事変」なんかがとりとめもなく脳裏をよぎっていきました。あとなぜか『スペースチャンネル5』(転換の間の取り方)。
テーマ的にも「父殺し」「世界VS個人」「マイノリティ側から見た世界」「呪縛からの覚醒」「対立からの共闘」とかもう全部乗せって感じで。

すごいなーノンストレスだなーと思ったのは心理誘導。マッドバーニッシュへの肩入れから、萌えないロボ造形のメタモルフォーゼまで、見事に誘導されてるなーと苦笑してしまいました。

設定も緻密。
2969.hatenablog.com


しかし、「細かい話はどーでもいい!アツい!エモい!」とのめりこめたかというと、残念ながらそうではなく。。。やはり知識や思い入れがないからか、感情より頭が先行してしまった気がします。

とくにファンの方が絶賛されている「音楽」が、わたしにはまったくダメで。効果音やビート感は疾走感があって高揚するのですが、ボーカルが乗ってくるととたんに快感がしぼんでしまうシーンがいくつもありました。「あぁ~せっかく気持ちよくなりかけてたのに……」と。でもこんな感想見たことないから、わたしがおかしいんだろうな。

とにかくその音楽に足を引っぱられながらノンストレスな心理誘導でつるっと観れてしまった結果、「結局よくわかんないけどたのしかった??」となり、「でもなんかもっと楽しめた気がするんだよなぁ…」という謎の不完全燃焼感が残りました。このあたりは、今度かずき大好きな友だちに教えを乞いたいところです。

追記:
ここまでの違和感ではないにせよ、ラストのモヤりはわかる気がする…。

fusetter.com

fusetter.com


★★★

*1:クレイのキャラ造形がトゥーフェイスっぽい

世界でいちばん長い写真

f:id:tally:20190529101732j:plain


ある出会いが僕らを変えた。
実話から生まれた青春感動ストーリー。

監督・脚本・編集:草野翔吾
助監督:杉岡知哉
撮影:相馬大輔
美術:吉田敬
装飾:高桑道明
衣装:塩野谷由美
音楽:加藤久
主題歌:Lily's Blow
原作:誉田哲也


これまた、シネフィルの方に、「青春愛好家なら」と薦められて。薦められなかったら観なかったであろう、コピーとポスタービジュアル。だけど、今回もドストライク。
最高にピュアでさわやかな青春映画でした。

「瞬間を切り取る」写真と、青春の相性の良さよ!すきなものに夢中になりはじめるときの昂揚感や、ひとときだけしかない青春のきらめき。あらゆる場所で360°回りながらロケハンを重ねる宏伸(高杉真宙)のまぶしさよ。

登場人物も良い。破天荒だけど器用貧乏な、いとこのあっちゃん(武田梨奈)。大事なカメラを「これしかねーんだもん」と椅子代わりにしたり、時間がない時に「ゆで卵いっこ持ってきてー」とかましたり、宏伸とのかけ合いにはほのぼのしてしまう。
素直になれない、カメクラ部長の三好(松本穂香)。*1宏伸に買ってきた缶ジュースを渡せず、廊下で2本一気飲みするシーンの甘酢さよ。
いかにも人の好いカメラ屋店主の宮本さん(吉沢悠)。*2完全陽キャで頼れる兄貴分の水野勝。*3THE・DKでにくめない、帰宅部部長の敦(前原滉)。*4

上記3人をめぐるあっちゃんの結婚相手の着地など、伏線もめちゃくちゃ効いてる。成長期のみ太陽に向かう「ひまわり」や、良いときも悪いときも連綿と写し出す「パノラマカメラ」、というモチーフ。随所に仕込まれた360°のカメラワークや、最高のエンドロール。ひたすら良くできてるなーと感心しました。

そして、クライマックスの145m/13周!カメラ版『リンダ リンダ リンダ』といった趣きで、エモ全開!!!ここでも序盤「?」と思っていた和太鼓部の伏線が、最高の形で回収される。鳴り響く法螺貝!笑

リンダリンダリンダ [DVD]

リンダリンダリンダ [DVD]

  • 発売日: 2006/02/22
  • メディア: DVD


くさいせりふと説明せりふの多さがちょっと惜しまれるものの、びっくりするほどの良作でした。カーストのやだ味が強調されずに、クラスタがのびのびしている感じも、ファンタジーかもしれないけど良かった。誰にでもお薦めできるし、たくさんの人に知ってほしい映画です。


★★★★

*1:『桐島~』吹奏楽部部長を思い出すようなキャラ

*2:13周の写真がどれも神がかってる

*3:見た目の説得力がすばらしい

*4:13周目の敦!敦ー!

ヘレディタリー/継承

f:id:tally:20190527144936j:plain


完璧な悪夢
緻密に張り巡らされた恐怖の罠。
“フィナーレ”まで瞬きさえ許されない。

監督・脚本:アリ・アスター
撮影監督:パヴェウ・ポゴジェルスキ
編集:ジェニファー・レイム、ルシアン・ジョンストン
美術:グレイス・ユン
衣装デザイン:オルガ・ミル
セットデコレーター:ブライアン・ライヴス
アートディレクター:リチャード・オルソン
ミニチュア模型・特殊メイク:スティーブ・ニューバーン
音楽:コリン・ステットソン


いまさら観ました。
絶対に観ない!*1と思っていたので、けっこう前知識を入れてしまっており、自分にはちょうど良い湯加減の怖さになっておりました。

以下ネタバレ。

*1:こわがりなので。しかし、昔からなぜか親しい人にホラー好きが多く、結果ご相伴するかたちでけっこう観てしまっている。

続きを読む